ニーノ・ニコシトロセルジュの大親友
―― 悪いな。親友は売らない主義なもンでね。

綴り | Nino Nicoshitro |
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人称 | 俺・手前 /あんた・お前 |
年齢 | 30歳 |
性別 |
男性 |
二つ名 | 道化商人 |
略称 | 親友 |
職業 | 商人 / ドロハド機関諜報員 |
階級 | 大公直属密偵 |
アイテム | 行商道具 |
武器・能力 | あらゆる毒物 / 暗器 / 弁術 |
出身地 | 竜爪西方 共和国古都角派寄り |
民族系統 | ケアド系 / 金眸の民? |
人間関係 | 幼馴染 小紋 |
カラーコード | マリーゴールド #f39800 |
モチーフ | 天狗 |
Summary
気の良い男。交友関係も広く 様々な方面の情報に通じて大陸語学に長ける。表向きは〔ミアナハ公国〕に店を構える行商人だが、裏の顔は大公密偵 である。職業柄、危険に晒されることが多く、高度な護身術を身に付けている。 無一文のはずなのにどこからか物資を調達してはセルジュ親子を助けてくれる。世間に疎い友人を守護して手助けする役目を担う。基本的に怖いもの知らず 。だが上司リナルド大公とお化けは怖い。
Looks
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黄緑色の大きな吊り目。マリーゴールド色の髪。 髪は細いカチューシャで後ろへ流している。太く自信満々な眉、小柄だが瞬発力に優れ、四肢が柔軟、軽業師のように身体能力は高い。 対人商売なので見た目には気を遣っておりいつも清潔 。
Style
和洋折衷な衣服を好んで着用する。 魔よけが刺繍された黒羽織。インナーは臙脂色のシャツ。暗褐緑色のクロップドパンツを着用して、故郷の名残が抜けないまま足元は下駄と紐 。
Memory
ニーノの正体
彼の正体は公国から派遣された諜報職員。 セルジュと出会う前はガルタフト連邦国方面担当の諜報官だった。 捜査のため同国へ潜入していたが、女王に謂われなき容疑を掛けられ逃走。あの手この手を使って逃れ、自身の死を装い、女王のみならず大公の目からも雲隠れした。 その後、帝国領にて羊飼いに扮していたが、襲われた時の傷が悪化し昏倒。偶然通りかかったセルジュに助けられた 。 なおニーノが抜けた諜報部では、ドロハド大橋に所属する諜報員ジルベルタが継いだ 。
友のためなら
セルジュのためなら谷あり山あり。 以前はガスパロ爺の家に三人で住んでいたが、彼の死後、村はずれにある工房へ移り住み、セルジュと一緒に寝泊まりしている。拾われた当初からガスパロやセルジュに良くしてもらった恩があり、とかくこの親子には頭が上がらないと思っている。 自身の過去を思い出すためか、セルジュが冤罪事件に巻き込まれて以降は過保護気味に友へ肩入れするようになった。とはいえ基本的に二人は対等。知識あるニーノと、行動力のあるセルジュ。友情は不滅である。
大公に雇われるまで
父は共和国に潜入していた公国系諜報部、母は共和国出身の少数民族 。 ニーノの人懐っこい性格は陽気な父譲りである。 幼馴染の小紋と共に故郷・古都ですくすく育つも、父にくっ付いて憧れだったミアナハ公国へ踏み入れた。公国に入ると早々に親から独立し、商売を始め、いつしか裏情報を取り扱うようになる。 そのうち公国現神である赤角の羽根を売るようになり、公国ドロハド諜報協会に目を付けられてしまう。まもなく宗教侮辱罪で極刑を言い渡されるも、同じく諜報員であった父親より受け継いだ潜入技術を大公に見込まれ「密偵業のスカウトを受ければ恩赦を与える」という取引 を提案される。かくして半ば強制的に諜報員業を承諾した。 現在は本国諜報部に転属、リナルド大公直属部下として働いている 。