年齢 | 性別 | 民族 | 略称 | カラー |
---|---|---|---|---|
15歳 | 女 | ??人 | 領主 | 檸檬色 |
親族 | 出身 | 職業・階級 | 武器 | モチーフ |
?? | 帝国 | 書記官 領主 |
不明 | 木蓮 |
竜頭帝国領事館に勤める書記官、かつ帝国区領主という二つの顔を持つ謎多き少女。 現在の[竜頭]は[帝国]領土であることから「領主=竜頭」の実質的な統治者 となる。 [皇帝]とはある意味で幼馴染みであり個人的な茶会に招待し合うなど穏やかな友情を築く。 性格は平和主義、攻撃的な応対にも決して怒らず誰にでも愛情深く接する。協調性を重視するため気弱に見られがちである。しかし身丈に似合わぬ冷静さを兼ね備え、防衛戦では将軍顔負けな決断力を見せる時も。碧水琴(所謂、水ピアノ)の奏者 でもある。 容姿 一人称は「私」/二人称は「あなた様」「皆様」 [デザイン資料] 栗髪のハーフツインアップ、コバルトブルーの一重目。敬語っ子。細身、細面な姿を「やせぎす」と表現するか「可憐」と表現するかは見る者次第だろう。一重の釣り目、しかし穏やかな表情をしているお陰でキツい印象は与えない。 服装 衣服は大きな襟(背面)、短めのネクタイが付いたワンピースに黒ストッキングを合わせている。細身のためかブカブカだが、それが更に彼女を華奢に見せているようだ。ネクタイに付けた鍵は領主だけが持つことを許された大事な鍵らしい。 襟元に付けている竜頭の紋章を象ったブローチは領都庁入館証である。このブローチがあれば魔法障壁をすり抜けて入館できる仕組み だ。しかし障壁を通り抜けた人間とブローチは共鳴しており、情報は監視されている。
領主とセンサー
多紀の役目は大きく分けて二種類に分類出来る。一つ目は領主として、竜頭内で勃発する争いの火種を鎮め黄金郷へ導く役目。 二つ目は異能を使い、山脈以西・特に竜頭への脅威をいち早く察知する役目。 彼女の異能「センサー」は多紀しか持ち得ない唯一無二の力とされている。
領主となるまで 元は[青角ヨエツ]の教育を受けた英才教育班の出身。 優れた観察眼を生かして罪人や間者を見つける仕事を担当していた。 その過程で、 ・複雑な状況を合理的に処理する才 ・相手の思考を理解し信頼を掴む能力 ・彼女だけが持ち得る特殊な異能 を見込まれて竜頭地域へ異動となる。 終戦を迎えた後も[連邦国]の侵略を阻み保安維持のため献身的に働く。 黄金郷の復活 かつて〈竜の頭〉には「呪われた民」が作り上げた[黄金郷]が存在していた。しかし民なき後、暗黒時代を経て戦火と共に技術は失われ、この地に残るは奇跡をもたらす豊かな自然のみである。黄金郷の文明は完全に失われてしまった――長らく人々はそう思っていた。 しかし多紀の異能が文明の痕跡へ反応した ことが切っ掛けに調査が進み、黄金郷は決して夢物語ではなくなった。 異能を探し出すセンサー 多紀は大陸に一人しか存在しないと言われる「感知:センサー」の力を持つ。センサーとは異能の発現、力の送り先、設置場所など「異能の痕跡を見つけ出す能力」 である。この力により巧妙な手口で[キャンセリングやアイソレーター]の網を潜り抜けた侵入者や間諜を見つけ出すことが可能になり検挙率も増加した。 近年では、山脈以西の統治はその頭脳に、領外の安全はその異能に掛かっていると言っても過言ではない。しかしセンサーは完全に受動的な力であり、単体では機能しないため、帝国のアイソレーターの亜種と認識されている。