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Julian Bastia
ジュリアン・バスティア

「誠意と実力を見せろ。判断はそれからだ」
年齢 性別 民族 略称 カラー
20歳 オルド人 皇帝 水色
親族 出身 職業・階級 武器 モチーフ
先帝ラインハルト
同志マリウス
帝国
詳細不明
皇帝 バスターソード フリゲート艦
 法治国家・[オルドーグ帝国]の若き皇帝。
 竹を割ったような性格、不言実行を絵に描いた男である。歯に物着せぬ物言いで不信感を抱かれることも少なくないが根は誠実なので人心掌握に長けている。不器用ながらも大陸の守護者である自覚を強く持ち自ら悪役となることを厭わない。
 しかし責任感の強さから人知れず落ち込む一面も。「冷血漢」という陰口に反し中身は熱い男。
 釣りと乗馬を好み、ふらっと姿を消してはどこかの運河や草原で楽しんでいる。 

容姿
 一人称「俺(公的には私)」/二人称「お前・貴様」。
 [デザイン資料] 
 容姿はざっくばらんに切られた黒髪、透き通る空色の瞳。引き締まった身体は長年続けた鍛錬の賜か。華美を好まず、帝国の黒い軍服以外にはほとんど袖を通さない。
 相棒は黒剣、柄は[青角ヨエツ]の氷で作られており、素手で触れることは不可能。

冷血漢と呼ばれる男
 即位直後、連邦国へ勝利を収め「神童」などと噂が広まった。お陰で帝国は再興、新興オルドーグ帝国として覇権を握るまで成長するも先帝を上回る容赦ない苛烈な攻撃性から冷酷非道と揶揄される。
 しかしジュリアンが電光石火の勢いで竜頭を奪い返していなければ血にまみれた侵略戦争は更に続いただろう。ゆえに彼は時代の寵児と言える。

陰口をねじ伏せる力

 皇帝の位は指名制である。
 公認選帝者のお眼鏡にかなえばどんなの地位の人間でも後継者候補になりえる。ジュリアンは数多いる候補者の中ですぐに頭角を現していった。しかし当時は次期即位が決定していた、マリユスという15歳年上の男がいた。
 二人は同じ未来を目指す者同士互いを高め合う生活を送っていたが、しかしある日、マリウスが突然の辞退を申し出、あろうことか連邦国へと逃亡してしまった。憧れていた男の真意が分からぬまま、ジュリアンは奇しくも次期後継者に確定してしまったのだ。

王と認められるまで
 城内では無愛想で冷淡な彼は皇帝に相応しくないと反対する声も多かった。だが、ある年のことである。[竜頭争奪区][連邦国]に侵略されている真っ最中に先帝クロヴィスが崩御する。突然指導者を失った帝国が混乱に陥ることは必須。それを危惧した帝国特顧問・青角ヨエツの提案により彼は成人を待たずして皇帝へ即位した。
「癇癪を起こすだけの子供が国民に安らぎを与えられるはずがない」 
「連邦国女王はずる賢い、未だ初陣を飾らぬ童が対抗出来るはずがない」
 即位後しばらくは様々な陰口が飛び交った。勅命すら跳ね返されることがあったという。しかし根っから実力主義を掲げるオルドーグ帝国である。ジュリアンが竜頭争奪戦でガルダフト連邦国に勝利を収めると態度は一転。大軍を前に発揮される統率力とカリスマ性を持った一人男として、又、連邦国女王に比肩する優れたリーダーとして、歴戦の部下に受け入れられた。 


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